フランス料理博物館 プレジール・ドゥ・ラ・ターブル

Vol.55 2013年6月


フランス料理博物館 plaisir de la table

(プレジール・ドゥ・ラ・ターブル)は、

試行錯誤をくり返しながら、内容の充実に取り組んでおります。

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皆様御元気でお過ごしでしょうか
今日は、ジューン‐ブライド(June bride)の
お話しをしましょう。

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ジューンブライドは、「6月の結婚」や「6月の花嫁」という
意味があります。
欧米では昔から6月に結婚するとずっと幸せな結婚生活を
送ることができるというジンクスがあります。

6月の花嫁
それは6月はローマ神話の女神で結婚と女性の守護神ユーノー
(ジュノー)の月とされ、この月に結婚する女性は幸福になると
伝えられてます。

また、ギリシャ神話では、主神ゼウスのお妃であるヘラという
女神
が、ジューンブライドの由来になります。
この女神は最高位の女神であり、出産や結婚をつかさどり、
女性や子供、家庭の守護神ともいわれていました。
このヘラという女神が守っている月が「6月」なのです。
実は、ヘラはローマ名がユノー、英語名にするとジューンと
なるのです。
また、それだけではなくヘラを祭る祭礼が6月1日にあった
ことで、結婚式を6月に挙げると女神のご加護を受けて
ずっと幸せになれると伝わる習慣ができたのです。

今からずっと前のヨーロッパでは
3月から5月に結婚するのを禁止されていました。
6月に結婚が解禁されることで、6月に一斉にカップルが結婚し、
6月は1年の中でももっとも祝福されることが多い月でも
ありました。
また、ヨーロッパの6月は1年間を通して雨が少なく
よい天気に恵まれる日が多く、季節的の環境が良い月でも
あります。
ヨーロッパ全体が幸せに満ちたムードに包まれるのです。
ジューンブライドの意味はいろいろありますが、
幸せに満ちた月なのは間違いないですね。

反対に、結婚に適さない月というものがあります。
ジューンブライドの意味はとても素敵なエピソードがあるの
ですが、結婚には適さない月にもエピソードがあります。
日本国内では、ほとんど知られていないのですが
5月の結婚はとても縁起が悪いといわれています。

では、どうして5月の結婚は縁起が悪いのでしょうか。
それは、かつて5月という月は死者を奉るイベント
行われたとされている月と、5月の神様でもある豊作の
女神マイア
が自分の守っている月に結婚という浮かれた
イベントをすることを嫌っていた
というエピソードが
あるようです。

日本国内でジューンブライドの意味が伝わり始めたのは、
1945年の第二次世界大戦後からです。
現在では、ジューンブライドの意味もしっかり浸透し、
6月に結婚式を挙げたいと思う女性も多いのではないで
しょうか。
ジューンブライドの意味はいろいろあるので、
ぜひこの機会にジューンブライド意味について
さまざまな角度から調べてみるのも良いですね

ではなぜ、日本でジューンブライドが有名になったのでしょうか

一説によれば日本のホテルの企業戦略だとも伝えられています。
ヨーロッパでは気候のいい6月ですが、
日本では梅雨真っ只中となる6月。雨が続き、湿気も多く、
蒸し暑さを感じる時期でもあります。
昔の日本、まだジューンブライドという言葉が知られて
いなかった頃、全国のホテルでも梅雨時期である6月の挙式を
避ける
カップルが多く、式場はどこも閑散としたものでした。
当時は空調設備の能力も低く、現在ほど除湿なども十分では
ありませんでした。困ったのはホテルの支配人たちです。
梅雨時期の落ちる一方の売り上げをどうにかしたいと考え、
ヨーロッパの言い伝えに目をつけました
「ジューンブライドってあるんですよ」、
「6月の花嫁は幸せになれるんですよ」と宣伝をし始めます。
そして、そのロマンティックな言い伝えに
共感する人々へ普及していったといわれております。

今日は何か家庭で手軽に出来る、デザートを作ってみましょう。

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ババロワ バニラ風味

 基本的なババロワです。
 例えば苺を刻んで混ぜても良いし、次のコーヒー、
 栗など、お好みのバリエーションをお楽しみ下さい。

 材料 コーヒーカップ 5〜6個分
 ・生クリーム 200cc
 ・砂糖 100g
 ・牛乳 300cc
 ・粉ゼラチン 5g
 ・水 25cc
 ・バニラエッセンス

 作り方

 1 水25ccをボールに入れ、粉ゼラチンを
   ふり入れてふやかして置きます。

 2 鍋に牛乳と砂糖を入れて沸かし、
   火から下ろして先のゼラチンに加え、
   良くかき混ぜ、バニラエッセンスを少量加えます。

 3 氷をはった容器にこのボールをつけ、
   ゴムベラでかき混ぜながら、ゼラチンが固まりかけ、
   とろりとなる迄充分に冷やします。

 4 生クリームを半立ち状態に泡立てて混ぜ合わせ、
   コーヒーカップに流し入れ、冷蔵庫で冷やして
   固めます。

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コーヒーババロワ

 材料 コーヒーカップ 5〜6個分
 ・生クリーム 200cc
 ・砂糖 100g
 ・牛乳 300cc
 ・粉ゼラチン 5g
 ・水 25cc
 ・インスタントコーヒー 大匙1杯

 作り方

 1 水25ccをボールに入れ、粉ゼラチンを
   ふり入れてふやかして置きます。

 2 鍋に牛乳と砂糖を入れて沸かし、火から下ろして
   先のゼラチンに加え、良くかき混ぜます。
   インスタントコーヒーを、大匙2杯のお湯で
   溶かして加えます。

 3 氷をはった容器にこのボールをつけ、
   ゴムベラでかき混ぜながら、ゼラチンが固まりかけ、
   とろりとなる迄充分に冷やします。

 4 生クリームを半立ち状態に泡立てて混ぜ合わせ、
   コーヒーカップに流し入れ、冷蔵庫で冷やして
   固めます。
   お菓子に飾るコーヒービーンズを、表面に
   3〜4粒のせても良いでしょう。

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栗のババロワ

 材料 コーヒーカップ 5〜6個分
 ・生クリーム 200cc
 ・砂糖 100g
 ・牛乳 300cc
 ・粉ゼラチン 5g
 ・水 25cc
 ・栗の甘煮 100g(別に飾り用5〜6個)
 ・バニラエッセンス

 作り方

 1 水25ccをボールに入れ、粉ゼラチンを
   ふり入れてふやかして置きます。

 2 鍋に牛乳と砂糖を入れて沸かし、
   火から下ろして先のゼラチンに加え、
   良くかき混ぜ、バニラエッセンスを少量加えます。

 3 栗の甘煮を細かく刻んで入れ、氷をはった容器に
   このボ−ルをつけ、ゴムベラでかき混ぜながら、
   ゼラチンが固まりかけ、とろりとなる迄充分に
   冷やします。

 4 生クリームを半立ち状態に泡立てて混ぜ合わせ、
   コーヒーカップに流し入れ、冷蔵庫で冷やして
   固めます。

 * 栗の甘煮を1個、表面に飾ります。

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☆ お知らせ

 ムッシュ米津の家庭料理のページでは
 『帆立貝柱のムニエルと茄子のから揚げ』
 作り方をご紹介しています。

 http://www.plaisirdelatable.jp/cooking/index.html

 茄子はあらゆる方法で調理され、
 淡白な味で他の食材とも合せやすい食材です。

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 フランス料理に役立つ「フランス料理の食材・機材」では、
 料理に使っていただきたい最高の食材と機材をリンクで
 ご紹介しております。

 http://www.plaisirdelatable.jp/food/index.html

 今月は『ウエディングケーキ KIC』
 『西洋わさび』をご紹介しております。

こちらのコーナーも、ぜひご活用ください。

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