フランス料理博物館 プレジール・ドゥ・ラ・ターブル

☆ このメルマガの内容とは

2008年9月3日にサイトオープンした米津春日の主宰するフランス料理博物館

plaisir de la table(プレジール・ドゥ・ラ・ターブル)より、フランス料理に

まつわる様々なお話しを、お届けするために発行いたします。

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Vol 5 April 2009

皆様お元気でお過ごしでしょうか。

奈良では桜が満開近くになり、いよいよ春本番の到来です。


4月は復活祭、キリスト教の典礼暦における最も重要な祝日で、

十字架にかけられて死んだイエス・キリストが

三日目によみがえったことを記念します。

復活祭は英語で<イースター>

イタリア語で<パスクア>

フランス語で<パク>といいます。

英語の<パス越える>と関係のある言葉で

キリストの死と復活が

ユダヤ人の<過越(すぎこし)の祭りの時に

起こったからでしょう。


復活祭は基本的に

「春分の日の後の、最初の満月の次の日曜日」に

祝われるため、年によって日付が変わる移動祝日です。

2009年の復活祭は西方教会では4月12日です。

復活日の46日前から4旬節が始まり

この期間は

キリストの復活をふさわしく迎えられるよう

受難と死を黙想し

人々は食事の時、肉やアルコールを控えます。


復活祭の日には、キリスト教の信者たちは朝のお祈りのために

教会へ行きます。そのあと家に戻った食卓には、

ご馳走が並べられます。

食事は教会で聖水と祈りで祝福を受けたゆで卵から始まります。

卵は生命の輪廻と再生を象徴しています。

そして仔羊のお料理です。仔羊は数千年にわたり、

神に捧げるいけにえの動物として使われてきました。

神への忠誠を新たに示す為に捧げる尊い贈り物だったのです。

食事の終わりには、また卵が出てきます。

でも今度はただの卵ではなくて

中にちょっとお楽しみの入ったチョコレートの卵です。


私がパリで、料理の修業をしていた時、

年末はクリスマスを祝う、<ビュシュ・ド・ノエル>

それが済むとすぐに、

公現祭の<ガレット・デ・ロワ>

聖母お清めの日の<クレープ>

セント・ヴァレンタインの<チョコレート>

そして復活祭には、街中いたる所に

大小様々なチョコレートの卵が見受けられます。

季節の移りかわりをお菓子で感じ、

味わって楽しむのもわるくありませんね!

(注1)西方教会
現在はローマ・カトリックを指して用いられる場合と、
プロテスタントと聖公会とカトリックを総称して
用いられる場合があります。

(注2)四旬節
4旬とは40日のことですが、
日曜日は復活記念日として含まれないので46日となります


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