ムッシュ米津の家庭料理

"食材としてトマトは働き者です。
ドレッシング、スープ、ソースなど
いろいろなところで活躍します。"


 食材としてトマトは働き者です。
 ドレッシング、スープ、ソースなどいろいろなところで活躍します。
 生のものは、完熟していないとソースには味が出ません。
 そこでスーパーで売っている、缶詰のトマトです。
 角切りにしたものがより味が濃厚です、
 しかも安価で私の大の味方です。

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"*トマトとオクラの冷たいスープ"

 材料(4人前)
 よく熟れたトマト 800g
 玉葱 100g
 オクラ(10本) 80g
 鶏挽肉 100g
 固形チキンスープ 2個
 水 500cc
 粉末ゼラチン(5g入り) 1袋
 ベイリーフ(小) 1枚
 バター
 塩・胡椒

☆ 作り方

  1. 野菜、ゼラチンの下拵えです
    トマトは熱湯に浸けて皮をむき、種を取り、
    粗みじんに切ります。玉葱はみじん切りです。
    オクラはへたを取り、5mm幅に切って色良くゆがきます。
    水25ccをボールに入り、ゼラチンを振り入れておきます。

  2. スープを煮て、冷やします
    玉葱、鶏の挽肉、ベイリーフを鍋に入れ、
    大匙1杯のバターで玉葱がしんなりとなる迄炒めます。
    トマト、水、固形スープを加えて煮立ったら、
    弱火にして10分〜12分位煮ます。
    オクラを入れ、味をみて塩、胡椒をします。
    火を止めて、水でふやかしたゼラチンを入れて、
    静かにかき混ぜ、鍋ごと冷水につけて冷やします。

  3. ベイリーフを取り除き、冷蔵庫に入れて
    更に冷たくしてすすめます。


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"*タリアテッレ トマト辛味ソ−ス和え"

 材料(4人前)
 洋風きしめん(タリアテッレ)乾燥 350g
 完熟トマト 1.2Kg
 にんにく 20g
 赤唐辛子 5〜6本
 オリ−ブオイル 100cc
 浅葱のみじん切り 大匙2杯
 塩・胡椒
 すり卸したパルムザンチ−ズ お好みで

☆ 作り方

  1. 野菜の下拵えです
    トマトは熱湯に浸けて皮を剥き、種を取り除いて
    粗みじんに切ります。

  2. 赤唐辛子は半分に割って種を取り除き細かく
    切ります。にんにくはみじん切りです。

  3. ソースを作ります
    ソ−ス鍋ににんにくを入れ、オリ−ブ油を加えて
    炒めます。
    うっすらと色付いて、にんにくの香が立って来たら、
    トマト、赤唐辛子を入れ、トマトが煮崩れて、
    汁気がなくなる迄煮て、塩、胡椒で味を付けます。

  4. 麺を茹でます
    大きめの鍋にお湯を沸かし、塩を小量入れ
    麺をお好みの固さに茹でてざるに上げ、
    水気を切って鍋に戻し、弱火にかけながら、
    上記のソ−スの半量で和えてお皿に盛り、
    残りのソ−スをかけ、浅葱を散らし、
    すり卸しチ−ズを添えてすすめます。


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*トマト
フランス語でトマトの別名を
ポームダムール(愛のリンゴ)と云います。
日本の古いメニューを見ると、
トマトは赤ナスと和訳されており、
イタリアでは(黄金のリンゴ)と云って
料理に沢山使用します。

井戸水で冷やした真っ赤に熟れたトマトは、
夏の日の嬉しいおやつでした。

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文・写真(イメージ写真)提供:ひかりのくに株式会社

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