ムッシュ米津の家庭料理

"卓上のコンロに揚げ油を熱くして、牛肉や野菜を
串に刺してあげ、好みのソースをつけて食べる
スイスの代表的な料理です。"


 鍋を囲む団らんの食事
 
  日本では、食卓を囲んで食べる鍋料理がいろいろあります。
  とりわけ、すき焼き、しゃぶしゃぶなどは、
  日本を訪れる外国人にとってポピュラーな鍋料理です。
  ヨーロッパを旅行した時にスイスで「フォンデュ」に出会いました。
  溶かしたチーズをパンにからませて食べる「チーズフォンデュ」は
  冷やした白ワインと絶妙なコラボレーションでした。
  また、卓上のコンロに揚げ油を熱くして、牛肉や野菜を串に刺してあげ、
  好みのソースをつけて食べる「オイルフォンデュ」または
  「ミートフォンデュ」とも呼ばれる料理も、
  スイスの代表的な料理です。
 
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"*オイルフォンデュー "

 材料 4人前
 牛ステーキ用の肉 200g
 ソーセージ 200g
 冷凍海老 150g
 紋甲いか 150g
 湯たこ 150g
 野菜
 −なす 1個
 −小玉葱 5〜6個
 −青唐辛子 10本
 −ジャガ芋又は薩摩芋 1個
 サラダオイル

マヨネーズをベースに、下記の食材を混ぜて作るソースをご紹介します。
 粒マスタード入り:辛口には、練り芥子を小量加えると良いでしょう。
 醤油味     :たまり醤油か、濃口醤油を混ぜます。
 春菊入り    :茹でて、冷水にとり、絞って、微塵に切った春菊を
          混ぜます。
 カクテルソース :チリーソースに、ウスターソース、タバスコ、
          レモン汁を好みの味に混ぜます。

☆ 作り方

  1. 材料の下拵えです
    ステーキ用の肉は2cm角位に切ります。
    海老は背ワタを取って、殻をむいて置き、
    ソーセージは3〜4cmに、
    いかは斜めに包丁目をいれ、幅2cm長さ4cmに切ります。
    たこは食べ易い大きさにぶつ切りにします。

  2. なすは皮を剥かずに角切り、小玉葱は横半分に切ります。
    芋は皮を剥き、角切りにし下茹でをして置きます。
    青唐辛子は切れ目を入れます。

  3. 揚げたてにお好きなソースを付けてどうぞ
    フォンデュー鍋か、卓上てんぷら鍋にサラダ油を熱くし、
    好みのものを串にさして揚げ、
    お好きなソースを付けてお召し上がり下さい。


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*火傷(やけど)切傷(きりきず) 600回
 1人前になる迄に、コックに"けが"は付きものです。

 熱いス−プをかけて、何日も左手が使えなかったり、
 ワゴンサ−ビスで、やすり棒で刃を立てようとした
 ナイフの先が、手元がくるって親指の付け根に。
 ぱあっと吹き出る血を布巾でおさえて目を白黒。

 ご多分にもれず、私も"けが"のし通しでした。

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文・写真(イメージ写真)提供:ひかりのくに株式会社

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