ムッシュ米津の家庭料理
チキンソテーとむきえんどうのフランス煮

"サヤに入ったえんどうが店先にならぶと春の訪れを感じ、
「マメご飯」が食卓に顔をだし、
家中ほんのりとした、温かさに包まれます。"


春の訪れ

サヤに入ったえんどうが店先にならぶと春の訪れを感じ、
「マメご飯」が食卓に顔をだし、家中ほんのりとした、
温かさに包まれます。

フランスでも、えんどうはよく食べられます。
でも煮るのはダシでなくって水です。
その代わり、バターやベーコンなどで味を補い、
えんどうのうまさを充分に引き出すのです。

えんどうにとっては、やさしい思いやりですね。

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"*チキンソテーとむきえんどうのフランス煮 "

 材料 4人前
 むきえんどう 4カップ(450g)
 鶏もも肉骨なし(30gのもの) 20切れ
 レタス 半個(200g)
 玉葱 中1個(150g)
 スライスベーコン 100g
 バター
 砂糖
 水 400cc
 塩・胡椒
 コンスターチ 大匙1杯

☆ 作り方

  1. 玉葱は1cm位の角切り、レタスは細切り、
    ベーコンは5mm幅に切ります。

  2. 鍋にベーコンと大匙1杯のバターを入れて火にかけ、
    脂がにじみ出てきたら玉葱を加えてざっと炒め、
    むきえんどう、水400cc、砂糖大匙1杯、塩小匙1/2杯、
    胡椒少量を入れ、レタスを一面にのせ蓋をして
    弱火で30分間程煮ます。

  3. えんどうが柔らかくなり、味が充分にしみこんだら、
    同量の水で溶いたコンスターチを加えて混ぜます。

  4. 鶏肉に、塩、胡椒をしてバターで、両面色良く炒め焼きして、
    えんどうの鍋に入れ、1〜2分間、味を馴染ませるように煮て、
    深皿に取り分けます。

* 冷凍のグリーンピースでも、充分に代用できます。

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*ペテコ
 料理人の見習い時代は、
 ペテコと呼ばれていたんです。
 ペテコというのは、
 フランス語のプティが訛ったもので、
 新米、ちびっこという意味なんですね。
 鍋洗い、雑用がおもな仕事です。
 ペテ、ペテと追い回されて、
 でもペテは元気です。
 きっと将来は、
 シェフになるんだ!


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文・写真(イメージ写真)提供:ひかりのくに株式会社

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